電気圧力鍋があれば何でも出来る

低温調理をします。

主役はアイリスオーヤマ PC-EMA3-Wを使います。結構前に購入したのでおいくらだったかもう正確に覚えていないんですが、おそらく5千円代だったように記憶しています。今、僕のうちで圧倒的稼働率ナンバー1調理家電です。とにかく便利。

今回、改めて商品ページを確認したところ、ご飯が炊けるというのはあんまり強調していないようでした。僕は玄米を炊くことが多いのですが、その出来栄えは普通の炊飯器の玄米モードとは完全に一線を画すおいしさで是非多くの人に試して欲しいと思っています。それに普通のご飯も浸水時間なしで準備を始めてから20分もあれば美味しく炊くことが出来るのも推しポイントです。

とは言え、電気圧力鍋を炊飯器として使うのがメインとして考えて購入する人は今はあまりいないと思います。ですが、いずれ炊飯器と肩を並べる存在になると考えています。

では、どれほど便利なのか、何が出来るのか、ご紹介したしましょう。今回の食材はコチラ。

業務スーパーでおなじみの若どりもも2kg。普通の家ではこんなにいらないアイテムです。僕はこれを下味をつけて冷凍してしまいます。

下味の基本は醤油。しょっぱさを調整するためにみりん少々、とチューブの生姜。

鶏肉と調味料をポリエチレンの袋に入れて、空気を抜いて縛る。空気を抜くのがとても大事です。最近あんまり聞かなくなりましたが真空調理法というのがあります。イメージとしてはそれと同じです。調味料が鶏肉全体を覆っているようにしたいです。

これはそのまま冷凍保存が出来ます。鶏もも肉2キロなんて普通の家では一度に食べないですよね?だから今まで業スー鶏肉の購入をためらっていた方も多いと思います。ですが、こんなもの冷凍してしまえばいいのです。というかチルドなのでこの方法で小分け出来るので最初から冷凍されて販売されているブラジル産の鶏肉より小分けするのが簡単なのでお勧めです。

冷凍する時はポリエチレン袋を2重にした方がいいです。この外側の袋は鶏肉を低温調理する際にもそのまま使用します。ですので外側のポリ袋は口を閉じません。今は小分けした鶏肉が冷凍庫内でくっつき合うのを防止することが目的です。

このまま冷凍庫に入れちゃいます。

低温調理をする時の注意点

ポリエチレン袋に入れたまま加熱します。加熱して鶏肉から油出ますが袋に入っているので鍋が汚れないのでお掃除が楽です。加熱温度はカンピロバクターを死滅させるために高めの温度にした方がいいと思います。僕は85℃で1時間以上は必ず加熱します。

空気が残り、袋が浮かんでしまうとお湯から浮かび上がった上面は加熱出来ないので、ポリ袋は2重にして、外の袋には水を入れ、出来るだけ空気を抜きます

中の袋を水で覆い包むイメージです。

低温調理を始めたばかりのころは、お肉が浮かび上がってしまうことで加熱ムラが起きやすく、どうしたものかと考えてこの方法に行きつきました。上からお皿を載せたりしましたが上手くいきませんでした。袋を2重にして外側の袋を水で満たすこの方法を編み出してからは失敗することはなくまりました。

僕の場合、低温調理して鶏肉に火を通してから仕上げに焼くなり揚げるなりの調理をすることが多いです。鶏肉がパサパサにならないし、生焼け失敗もありません。おいしさもアップするし。

同じやり方で豚の角煮とかも出来ます。準備さえしてしまえば、基本的にほっぽらかし調理なので、ほかの事が出来ます。そこもいい点ですね。

注意点としては鶏もも肉の場合あんまり長い時間加熱しないこと。長くやりすぎるとお肉がグズグズになって歯ごたえがなくなります。まあ、お年寄りにはいいかもって感じです。加熱時間が終わったら、すぐに中のお湯を抜いて、余熱で余分に加熱してしまうのを防いだ方がいいです。

そこらへんは、まあ色々と研究してみてください。電気圧力鍋の可能性を紹介して、ではでは。

 

 

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